カテゴリー: 作ったものの解説

同人誌の表紙の素材にするためにジオラマを作った

5月のイベントのためにタローマンの同人誌を出したい!そうだ!表紙をジオラマにしてそれをチェキで撮ってそれを写真で撮ろう!ということになり、やったのでログを残します。どうしてそのような発想になったのかは同人誌のほうで確かめていただければ……

構想

まあざっくりこんな感じでという図を描く。このときは袖も映すか……と思っていた(赤の長袖を加工で黒くしたほうがそれっぽいのでは!?とか言っていた)

材料集め

だいたいの材料が100均(キャンドゥ)で揃った。キャンドゥに行ったのはべら棒を作った時にあらゆるものがある!となったから。その後ユザワヤで買い足したりした。材料があることで構想が固まり、映画もカラーライティングやってたからやりたいな!ということでライトとカラーセロファンを買ったりしている。あとメラミンスポンジはかなり余った。まあメラミンスポンジは掃除に使えるからいいとしましょう。

地面と空を作る

プラスチック段ボール(A4サイズ)をアクリル絵の具でグレーと水色に塗ってそれぞれ地面と空とする。調色がものすごく楽しかった。デジタル絵のときからそうだがわたしはグレーに青を足すのが好き。空の水色にはちょっとだけ黄色が入っており、そのおかげでかなり「昔の特撮の嘘っぽい空」になった。やったね!塗ってから3枚いらなかったな……と思うが、使うことになったのでいいか(最終的には使わなかったが、選択肢としては必要だった)

ビルの仮組み

メラミンスポンジをざくざく切って配置する。意外といい感じになったぞ!?メラミンスポンジの端があまりきれいにならなかったので、べら棒を作った時に買った紙やすりを使用するが、あまりうまくいかなかった。でもどれがどれだかわからなくならないように鉛筆で書いた文字は消せたからいいということにしましょう。ここで大きめのメラミンスポンジはだいたい使った。右奥のメラミンスポンジは高さが足りなかったからそのへんの切れ端を足している(が見えないからセーフ)

仮ライティング

ここでLEDライトにカラーセロファン(上:ブルー、下:レッド、イエロー)を巻いて適当に照らしてみた。かなり昭和100年感が出てきましたね。ライティングってほんとうに楽しい!という状態になる。

色塗り

アクリル絵の具でメラミンスポンジを塗る。スポンジは水を吸うのでたくさんの絵の具がいることが判明(想定はしていたが思っていたよりもそう)遠近感を出すために奥のビルのほうが暗い色にしてある。あとこの前にユザワヤに行ってセールになっていたキラキラシールと蛍光ピンクの絵の具を買っている。(前面のビルは窓を描くのではなくシールにしたほうが質感の違いがあっていいかと思ったため)(蛍光ピンクはオレンジを作る時にちょっと使えればいいなと思い)

そして一晩乾かすと……

色ムラがすごすぎる!!!これに塗り足していってもいいけど、あまり効率がよくなさそうなので、シルバーのカッティングシートを貼る方向で考える。

ビルの表面リテイク

マットシルバーのカッティングシートが意外と売っていない!グリッターシルバーはあったけどビルの表面がグリッターシルバーというわけにはいかない。銀の折り紙なら売ってるけど……あ!家に紙やすりがある!

そういうわけで銀の折り紙の表面を紙やすりで削った。iPadの箱の上でやっているのは目に入ったものの中で一番平らだったから。これを思いついたときが一番「特撮」をやっている!という気持ちだった。ありものでなんとかするのは楽しい!そしてべら棒を作ったときには使えなかった紙やすりの出番がやってきた。3枚作る。

ビルができた!前の方は銀の折り紙+紙やすり、後ろの方はダクトテープ。ダクトテープってほんとうに便利だ(これもべら棒を作った時に買った)窓っぽい何かはシール。未来感が出てきた。

ライトを当てるときらきらしてうれしい!あとはチェキカメラが来るのを待つだけだ!

撮影

チェキカメラをネットレンタルした。フィルムは20枚のため、20テイクでなんとかしなければならない。スマホのカメラでライトや画角を調整して、チェキカメラで撮ってみよう!

どういうこと?

なんか亡霊みたいなものしか映っていないな?ということで調べると、チェキカメラというのは基本的に60センチ以上遠くのものにしかピントが合わないことを知る。じゃあこの距離で撮れないじゃん。あとこの雰囲気だとカラーライティングは無理だなということがわかる。

ちょっと遠くから撮ればこのくらいにはなることがわかる。ここで2つの選択肢が出てくる。このチェキカメラの返却期限は2日後なので、それまでにもっと大きなジオラマを作る。あるいは、このジオラマでなんとかする。しかし、前者を選択すると、それなりの時間がかかるし、2日間でそんなに時間が取れそうにない。というわけで後者だ。

そこからは「加工すればなんとかなりそうな写真」を撮ることにした。いろいろ試していたら20テイクが終わってしまう。一番マシなものを選んでジオラマと一緒に写真を撮る。

一応当初の予定っぽい構図になった。これを元になんとかしましょう。

加工

チェキ部分の諸々をなんとかして、全体をトーンカーブでちょっとレトロな風合いにする。

完成!画像加工はいくらでもやれるが一応それっぽくはなったでしょう。これを表紙に配置していくことになるのでまだいろいろやることはあるけど、どうにかなってよかった。

え?加工するんならこのチェキの枠だけ残してライティングしたバージョンの写真を配置すればよかったんじゃないかって?

まあそうだけど……「本物感」って大事かなって……

なお本文はまだぜんぜん書けていません!そんなこと堂々と言うな。おそらく今回の本は表紙と裏表紙の長い長い注釈となるでしょう。それでは5月にお会いしましょう。

 

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ブラックタローマンのマンガを描いた

ブラックタローマンのマンガを描きました!これです。なんかDiaryが創作物の裏話コーナーみたいになっているな。そのうち普通の日記も描くことと思います。なおわたしは同人誌のあとがきとかペーパーとかけっこうな量書くタイプで、こういう話をするのが好きです。

ブラックタローマンについては「山口一郎さん(現実に実在する方)の依頼でつくられたもの」という事実を重めに見ており、なんかそういう話をしたいなあというのが最初にありました(藤井監督が舞台挨拶で言ってたらしい「ブラックタローマンは粘土」から書いた小説もあるし、それはそれで気に入っているというか、「こう」だったらいいなと思っています。実は下描き時点ではもう1ページあって粘土の話をしていたんですけどペン入れしてたらいらないことがわかって切りました)話を戻すと「タローマン世界で唯一『たったひとりの祈り』から生まれた」ところの話をしたかったんですよね。岡本太郎の作品に『黒い太陽』はあるけどそれって結果論でそこから生まれたわけじゃないと思っているので。真相は定かではありませんが。

そういうわけ1ページ目と8ページ目の構図が決まったところでスタート。あとは6ページいい感じに埋めていこうということに。マンガっていうか視覚表現って対比を見せやすいということに気が付きました。いや、小説でもできるけどここまでグラフィカルにはならないじゃないですか。ブラックタローマンを見つけた手はもうないけど手を伸ばすよの話。オチの方向性どうしようって考えたんだけど絵面だけは決まっていたのでどうにか下描きを描きました。

ブラックタローマンがいろいろな人(?)に会いに行くところ、2号と地底の太陽は確定として(明確にタローマンの対だからっていうのと2号も「対比用」キャラじゃんっていうので)あとでたらめ8兄弟から誰かと思い死と灰の兄弟初描き。クリマーは……外部の人がいいなって思って入れたら顔の圧が強くなったね。なんだろうこの……何……こいつ……いやそういうキャラなのでいいんですけど……

ト書きの候補がたくさん出てきて大量に却下したけどそれでも多い気がしてしまう。このへんで小説を書きたくなってくるんだけど小説にしたらここで終わることが許されないと思う。ブラックタローマンが創造主に出会うことはないんだろうけど(ブラックタローマンのフィギュアもらってないらしいですね)(あとブラックタローマンのスーツってたぶんないと思う)それでも「よい」というか、もう存在してしまっているから在るしかないというか、どう思おうとももう光の中にいるというか、そういう話にしたかったんですよね。ブラックタローマンって自分の意志が希薄らしいんだけど(タローマンクロニクル参照)たとえ鏡だとしても「在る」というおはなし。

ちなみにレプリカの原義に「繰り返し」があるらしく、なるほど同じことを繰り返すくらいなら死んでしまえということですねと思いました。あとマルジェラのレプリカのページに「忘れられない感覚や感情から生まれた」って書いてあってなるほどなあになりました。山口一郎さんはマルジェラをよく着ていることで知られています。

レプリカであろうが繰り返すことしかできなかろうがオリジナルに無視されようが「在る」のでもう物語になるしかないですねということでわたしが描いた、という、おはなし。タローマンの二次創作ではずっと存在の話をしているし、「絶対的に存在する」タローマンとそれではないものたちの話をしています。タローマンが「岡本太郎の思想を曲解している巨人」だろうが、世界に絶対的に君臨するようになっているので「そう」なんです。どういう形態でもその話をしているし、形態によって描ける話が違うのでたのしいです。

もうそろそろわたしが字書きであることが忘れられそうな感じがしてきた。でもマンガを描いていたら小説を書きたくなってきたのでなにか書くと思います。

あとコメントで前後ページのリンクを付けたほうが便利と言われたので付けました!久々のPHP!一回やったら要領が掴めたので少しずつサイトをいい感じにしていきたいですね。

 

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マンガを32ページ描き終えることに成功した

「タローマンとかんとく」シリーズ4話を終わらせることに成功しました!やったね!なんか最後の方は完全にそのことしか考えられなくなっていたのでめちゃくちゃなスピードで描いていたんですけど、とにかくタスクを抱えているとそれでいっぱいいっぱいになるので、手放せてよかったです。1話についてはこの前書いたので2話以降の話をします。

第2話 朝ごはんを作ろう

  • 1ページ目がとてもかわいいと思う(熱い自画自賛)タローマンが来たら朝が来るっていう設定にしようと思ったんですけどどうすれば表せるのかわからなかったのでタローマンにカーテンを開けてもらいました
  • 正直2話目の内容を一切考えないで1話目を作ったので、けっこう迷ったんですけど、起承転結の承なので生活をやることにしました。そして1話の対にすればそれっぽくなると思ったのでそうしました
  • 2ページ目に疾走する眼がいるのはかわいいのとこの世界にもタローマン以外の奇獣がいると示すためです
  • 夢の鳥って一般人が食べても大丈夫なのかな……まあなんだこれは入門に奇獣食が書いてあるんだから大丈夫でしょう……
  • 毎回かんとくの家が違うのは最初に決めてたんですけど異世界感を出すためです(毎回ラストにかんとくの家を芸爆する案も一瞬だけあった)
  • 「パン」のことをかなりおもしろいと思って描いたんですが今思うとそうでもないかも。「パン」がおもしろいと思ってるのってバニーボーイのせいでは?
  • 7ページ目と8ページ目は別の日です(別のツノを飲んでる)(たぶんその間にかんとくが新しい机を作って屋上に持っていっている)(ちなみにツノによって太郎汁の内容が異なる)

第3話 ミュージシャンと釣りに行こう

  • これはオチを「夜釣りもいいね」にしたかったのでそこから逆算しました。ナイトフィッシングイズグッドです。
  • 1ページ目でアルクアラウンドPVパロでもやるかと一瞬思って静止画でやってもかっこよくないことに気が付きました。
  • 胸ポケットのブラックタローマンをつついているタローマンのことをかわいいと思っています。このブラックタローマンはフィギュアです(そうなるとこの世界に存在しない奇獣ってブラックタローマンだけだな……)
  • ミュージシャンは初描きではないはずなのにまったく作画が安定しない。
  • 1話に比べて散らかっているデスクを描く能力が高くなっているぞ。
  • 魚は舞台挨拶の魚です。
  • タローマンのサイズの釣り竿がないのはまさかタローマンがついてくるとは思っていなかったからではないでしょうか。あるいはタローマンならなんとかするだろ……と思っていたのでは。
  • 野生の夢の鳥がいるなら野生の歓喜がいてもいい。
  • ぜったい釣れないだろってところで釣りをやっているけど「おやすみタローマン」もそうだったからいいか……

第4話 パフォーマーとでたらめよう

  • 初期案がパントマイマーだったのにパフォーマーにしたのはそのほうが実態に即しているかなと思ったからです。
  • パフォーマーは作画コストが高いけど描いていてたのしかったのでいろんなポーズをしてもらいました(せっかくなら腰を180度回転させてあげようかなとも考えたけどパフォーマーは枠線を超えられない存在だから……)
  • 1ページ目の4コマ目、最初は手で目を隠してたんだけどなんか決めポーズをやりはじめたのでこんなことに。
  • 最後の1ページは1話目を描き終えたときから決まっていたのでそこから逆算して「でも」はここに入れるしかないし……みたいな感じで作りました。
  • ナレーションだけで進めて最後に台詞をひとつだけ入れるならこれしかないのでこうしました。タローマンは許さないがそれを許せる人の台詞です。
  • 最後のタローマンが厚塗りで枠線を超えていないのには意図がありますがいくつかの読みがあると思います。最初は枠線超えるつもりでやってたんですけどこっちのほうが「正しい」かなって……
  • 最終話だけ9ページにして最後の台詞を分割してもよかったのかもしれないんだけどこれは同じページに収まっていたほうが幕切れとしてよくないですか?

マンガって描くと満足度が高いですね!たのしかったです。人間キャラクター全員が眼鏡もしくはサングラスを掛けているとかいうハードルの高い状況でしたが、タローマンの顔面でなんとかしました。なんとかなっていたらいいな。初回なんでとにかく完成させること、自分の考えたオチを実現させることに注力し、使える手段は何でも使おうということでやったので、マンガをたくさん描いているひとはすごいと思いました。たぶん台詞を入れるだけで難易度がかなり上がるでしょう。

ちなみにA5サイズ600dpiで描いたので印刷は可能です。来年の5月にオンリーがありますね。えっサークルカットになんて書くんですか?

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どうにかしてマンガを描いた

前回言っていたマンガを描いた。これです。絵をちゃんと描こうと思い始めてから2年で、絵がうまいわけではないのだが、なんとか8ページ描くことができました。文章書きでもマンガは、描ける!

今回心がけたのは以下の点です。

  • コマ割りを固定する(複雑なコマ割りなどできるはずがないから)
  • 色数を減らす(リッチな絵柄にするより伝えることを優先しよう)
  • 同じ構図のページは時間経過を示す
  • とにかく終わらせる

とにかく今持っている手札で可能なもの+努力すればなんとかなることでやりました。描けるものでなんとか……と思った結果、タローマンの顔面に頼っているのではないか?とも思ったんですが、タローマンの顔があるとうれしいので仕方がないですね。日常系エッセイマンガみたいな路線を目指したつもりが絵本みたいになりました。ナレーションが基本的にひらがなだからじゃないでしょうか。なんかでもたくさん説明するのが嫌だったんですよね……5ページ目もナレーション入ってたけどペン入れの段階で削りました。全体的にほぼ文字がない!

あとタローマンってコマをぶち抜いてもいいしサイズ変わってもぜんぜんいいから楽という側面があります。ポケットに収まるサイズから100メートル超えくらい?まである。これがサイズの変わらない人間ばっかりでずっと室内とかだとすごく大変だと思う。なお3話からはゲストが来るっぽいんですけどほんとうに描けるんですかね?4話目のオチだけ決まっているんです。できたらいいですね。

今年に入ってからできることが増えてきているというか、自分ができないと思っていたことってできないと思っているだけかもということがあるので、手札、増やしていきたいですね。

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