映画『大長編タローマン万博大爆発』公開一周年だ!やったね!今日は外せない用事があり大阪には行けなかったんですが、盛り上がっていたようで何よりです。20日には広島の舞台挨拶に行ったりしていたのですが、その話もおいおいできたらいいですね。
そういうわけでこの話を公開一周年記念として書きました。本文と出典でできています。タイトルは「So said “ ”」、キャプションとして「この一年間語ってきた/騙ってきた『あなた』のための例え話、あるいは白日のもとに晒された構造、あるいは問題抜きの解答編」を付します。
実をいうとこういう画像形式の話をどうサイトに載せるべきなのかわかっていないところがあります。ほかにもいっぱいあります。掌編はいいかなって思うんですけどでもこういうのはあったほうがいいじゃないですか。今回は日記に入れることとします。
何をしたのかを簡単に説明すると、この本文はサカナクションの歌詞からさまざまなフレーズを引用して再構成されています。引用箇所は出典ページに書いてあり、その曲の印象的なフレーズはできるだけ外しています。出典は50音順にしました。
なぜこのような試みをしたのかというと、「TAROMANと私」コーナーは、山口一郎さんが喋った内容を編集して作られているからです。(岡本太郎の引用パートは正確にやっていると思われますが)山口一郎さんが台本なしに喋ったことを藤井亮監督が編集してあの解説が作られていることが、各種トークショーや舞台挨拶で断片的に語られています。
わたしはこの一年ほど、いや公開初日からずっとそうだったわけではないので一年を切っているとは思いますが、しかしながらだいたい一年ほど、「TAROMANと私」で解説役を担っている「彼」の話をしてきました。「フィクション山口一郎」と便宜上名指したこともある「彼」の見たもの、その可能性、ない話、最初からいなかったのかもしれませんが、そのようなことをずっと語ってきました。それについては同人誌を3冊作り、自分の中で一応の解決を見たつもりでいます。
それではなぜ今、この話を?
これまでわたしは「ネットに上げる話には実在するものとかぶる固有名詞をできるだけ出さない」「紙媒体では出す、解説はしっかり入れる」という方針でやってきました。このサイトのタローマンの項目を見ていただければわかると思います。ネットは広がりやすいから「これは法螺話です」が通じにくい可能性があるので……だから今回の話も最後のfromの後をどうするのか迷いました。でも今回はこうしました。それは、最後くらい「このお話の構造」というか「わたしが見てきたものの構造」をきっちり示そうと思ったからです。
これは山口一郎さんのことばを引用してつくられたお話です。「TAROMANと私」コーナーと同じように。タローマンが岡本太郎のことばを引用してつくられたお話である……のとはすこしばかり違いますが、そのズレこそが、語りうる物語を生んだのだろうと思っています。
わたしは形式と内容が一致しているとうれしい!と思うたちなので、今回もそのようにしました。思いついてから書き上がるまで1時間程度、画像にするのに30分程度、アイデアをさくっとかたちにするならこのくらいかなあというところです。
特撮というジャンル、というか表現手法には、技術が作品を規定するところがあります。タローマンは70年代特撮(風)であることによって、あのような作品になりました。今回は歌詞というか、歌詞からちょっとしたフレーズをコラージュすることによって書けた側面があります。自分が普段使わない単語を使うことになるので。タローマンという作品のオマージュとして、いい幕引きをできたんじゃないかなということにしたいです。























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